乾物ひとすじ７０年
乾物で食卓に笑顔を届けたい

岡山中央水産有限会社は昭和２６年に創業、３代という長きに渡って岡山の地で乾物販売を営む老舗の乾物専門店です。

「乾物」というとどんなイメージが思い浮かびますか。

なんだか難しそう、手間がかかるもの、地味、体に良さそうだけれど上手く使いこなせない・・・年々、乾物をつかう人が少なくなっている昨今。このようなイメージを持つ方も少なくはないと思います。



私たちが扱う乾物（かんぶつ）は昆布や煮干し、かつお節、干し椎茸といった出汁素材から、海苔・わかめなど海藻類、干し海老、いか、切り干し大根など海や山からいただく自然の恵みを存分にいかした先人の知恵の結晶です。そこには素材そのもののシンプルな美味しさ、凝縮されたうまみといった他の食材には変えがたい味わいがあります。

大好きな乾物の美味しさ、そしてその文化をずっとこの先もなくしたくない、未来の子供たちにも繋いでいきたいという思いで私たちは今日も乾物販売を続けています。


 

代表メッセージ

3代目となる私は乾物屋の息子として生まれ、幼い頃から煮干や鰹節でだしをとった料理というものが当たり前だと思っていました。 味噌汁や煮物、めんつゆ･･･そのどれにも乾物が使われていました。

しかし18歳の時に親元を離れ、外食が増えるようになって驚く出来事が。 外で食べる食事は、味が濃すぎて口に合わなかったのでした。 そのとき、今まで食べてきた食事は乾物で出すやさしい味が素材を生かし、旨みを感じさせていることに気づいたのです。

手軽に使える化学調味料が普及した今、乾物を使った料理は確かにひと手間かかります。しかし、乾物には自然の深い味わいと香りがあります。ひと手間かけた美味しい料理で家族みんなが笑顔になり、会話が弾む。そんな大事なひとときをお手伝いしたい――これが私の思いです。 先人の知恵から生まれた優れた食材「乾物」の美味しさをぜひ身近に感じてください。

岡山中央水産有限会社
代表取締役　熊原 貴紀


 

乾物と一緒にお届けしたい3つのこと

岡山中央水産は乾物専門店として以下のことを大切にしています。

１．乾物の「美味しい」を伝える

長年の経験をもとに目利きし、本当に美味しいと思うえりすぐりの乾物だけを集めその魅力を伝えます。また乾物は自然のものなのでその時々ごとに変わる味わいについても考慮し、出荷時に一番美味しいものをお届けします。

２．乾物の「簡単・便利」を伝える

難しい、手間がかかると思われがちな乾物の扱い方をいちから丁寧に説明し、家庭で簡単に便利に使うための方法を伝えます。まずは「乾物に触れてみる」きっかけになれれば嬉しいです。
 

３．乾物の「体にいい」を伝える

日本に昔からある食材を積極的に使うことで、日本人の体にあった健康的な食事づくりについて伝えます。地味だけれど滋味深い、そんな乾物の世界をお楽しみください。

ただ乾物を販売するだけではなく、その背景にあるおいしさ、扱い方、活用法なども一緒にお伝えすることが私たち専門店としての役割だと考えています。

当ホームページをご覧になってご不明な点、気になること、お買い物のご相談などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。３営業日以内に必ず返信させていただきます。